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完成した牡丹祐乗の牡丹の花びらの出来映えを厳しく検査している
ところである。
西田氏が考案した特殊なヘラにより掘り起こされた牡丹の花びらの
一輪一輪を花の中心部に向かって
曲げ込み押え込んだところである。

牡丹祐乗:牡丹の花びらを彫る

牡丹祐乗の牡丹の花びらを一枚一枚、ていねいに掘り起こしているところである。
特殊なタガネで掘り起すのであるが、わずか0.2mmの金を相手の仕事だけに、
少し余分な力を加えると、破れるか、ブヨブヨとふくれ上がってシワになったりする。