戻り
余分な金箔は、うるしの乾くのを待って、きれいに取り除きて修理を完了する。

金箔を使って修理

黒ずんだ(油汚れ)部分を、きれいに削り取って、その削り取った処に
うるしを接着剤として金箔を張り付ける。
こうした処理を施されたものは、以後、錆を呼ぶことがないと言われている。
ただし、汚れの削りかたが不味いと他の部分に当りが出てきて、さらに始末が
悪くなるという息の抜けない微妙な作業である。