「美濃鍛冶小論」
1−1 「兼」の字について
2−1 楽市、楽座で崩壊した鍛冶座の特権
2−2 「鍛冶座」について
2−3 七流派の合議制で運営された鍛冶座
3−1 南北朝期に急増した美濃鍛冶
3−2 室町後期以降に鍛法を完成
4−1 美濃物に少ない年紀のある作刀
4−2 兼定、兼元には年紀のある作が多い
5−1 美濃は日本列島の「首根っ子」
5−2 水路の便に恵まれた内陸部の関
6−1 「志津」と「直江」の地
7−1 「志津」の地のこと
7−2 「赤坂」の地に来住した鍛冶
8−1 抗瀬川を利用した美濃鍛冶
8−2 金属原料を産出した金生山
9−1 古くから栄えた青墓の地
10−1 西郡(さいぐん)
10−2 赤坂千手院鍛冶の移住先
10−3 草道島(そうどうじま)
10−4 志麻郷(しまのごう、小山)
11−1 坂倉鍛冶の地
12−1 美濃鍛冶の代名詞「関」
12−2 縄文時代より開かれた土地
12−3 鎌倉末期より鍛刀活動を
12−4 刀剣需要が一挙に増大
13−1 関鍛冶の刀剣素材
13−2 関鍛冶の刀剣素材(前号よりつづく)
14−1 現代の美濃鍛冶
14−2 一大刃物産地として栄える
15−1 資料押形にみる美濃刀の年紀
15−2 現存品の大半は天文以後
16−1 美濃鍛冶と神仏
16−2 関の地に春日神社を
17−1 南宮大社
18−1 金属関係の宝物
18−2 謎を呼ぶ鉄塔
18−3 鉄塔をめぐる俗説
18−4 金属産業の推移を解くカギ
19−1 関鍛冶が再建した神社
19−2 能神事を奉納
おわりに